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- 労働・労働問題【ろうどう・ろうどうもんだい】
 -  現代の労働は多くの問題が重なって、苦労の方が多くなるようになっている。
- 本来の労働には生きがいがある
 -  本来の労働とは、誰かのために動いて、人と人の結びつきを深めることである。
-  そのためマコト労働──この世の行からは苦労よりも生きがいや喜びの方が大きく得られるようになっているようだ。
  
- 労働時間
 -  人類の労働時間は、時代とともに長くなる傾向が見られる。
- 人類本来の労働時間〜1日最大6時間、週16時間
 -  原始時代の狩猟採集生活では、食料探しをそのぐらいの時間で済ませていた。
 
- 農耕時代〜1日最大6時間、週16時間 
 -  農繁期を除くと、日の出から働いて暑くなる頃には作業を切り上げていた。そのため原始時代からは大きく変わってない。
-  ただ狩猟採集と比べると力仕事が大きく増え、労働が大変なものになった。
  
- 近世の貨幣経済〜1日最大10時間、週40時間 
 -  貨幣経済が広まると共に、14世紀後半には搾取経済となる利子が発明される。これによって急速に貧困化と労働時間の長時間化が常態化していった。
-  それでも19世紀までは明かりの問題があり、暗くなる前に食事をして家に帰る必要から、夏場でも1日10時間が上限だった。
  
- 工業化時代〜1日最大14時間、週80時間 
 -  20世紀に入って電灯が発明されると、人類の労働時間が一気に延びて過酷になった。最悪は戦前の1日14時間。
 
- 現代〜1日最大12時間、週60時間 
 -  会社での仕事は機械化等の効率化で少しずつ短くなってきている。
-  その一方で低賃金化でDIY等家事に割く時間が増え、毎日2〜3時間は家事労働をするようになっている。
- 学力エリートの受難〜1日最大14時間、週80時間 
 -  1980年代以降、仕事に能力主義や成果主義が持ち込まれた影響で、かつては働かないイメージのあった幹部職員が足をすくわれないように必死に働くようになった。その理由は学歴やコネで出世してきたエリートであるため。能力的に分不相応な仕事を与えられるのだから、仕事を片づけるために嫌でも仕事が長時間化する結果を招いている。できなければ出世街道から蹴落とされるため、しがみつくために必死な者が多いだろう。
-  企業や組織の中には「上が残業してるのだから」と、部下にまで必要以上の残業を強いる悪循環に陥っているところが増えた。
  
  
- 将来〜1日6時間、週16時間 
 -  今後はAIの普及で、本来の労働時間まで減ると考えられている。
-  ただし、労働や所得の再分配がどのように行われるかが問題になるだろう。
  
 
- 労働が苦行化する問題=リーダーの低霊格化
 -  現代の労働問題の多くは、霊格の低い者ほどリーダーになる逆転現象が起こしている。
- マコトの社会や組織での労働
 - ・草木は身を動物虫けらに捧げるのが嬉しいのであるぞ。(雨の巻 第3帖)
-  本来、リーダーは周りに推されて、自分たちの上に立つに相応しい者が選ばれる。そういうリーダーは霊格が高いことが多い。
-  部下にとって自分よりも霊格の高い者の下で働くのは、自然と生きがいや喜びを感じる、この世の行として良好な状態である。
   
- 霊格の低いリーダーの下での労働
 -  現代は身勝手で野心のある人ほど出世できる仕掛けができているため、リーダーと部下の間に霊格の逆転現象が起きている。もちろん社内の出世だけでなく、政治家や官僚の世界も同じだろう。
-  霊格の低い人は本当の教養や想像力に欠ける傾向があるため、周囲にとって無理解な存在になりがちだ。しかも無知から「そのぐらい自分にも暇があればできる」と思い込む幼児万能感が特に文系リーダーの中に残っていて、他人を見下して正当に評価できない傾向も強くなっている。
-  そのため、これが現代人の労働を苦しくしている最大の原因かもしれない。
   
- リーダーの霊格が落ちた原因
 -  霊格の高い人は様々なものに愛情を向けるため、それが興味や好奇心、知識欲となって自然に教養を深めていく。
-  そのため霊格の高い人は、自然と高い学力を持ち、マコトの社会では出世してリーダーとなることも増えていく。理系へ進む人も多い。
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-  ところが現在の学校教育では、その教養をお役所が取捨選択して授業で出したり、受験問題とすることで学習塾や予備校で教えている。
-  しかも日本では校内試験ですら教科書で学んだだけでは解けない問題を2割以上出し、その解き方を学習塾や予備校で教える傾向が常態化している。大学によっては通常の学習では習熟不可能な問題を出題(最難関校では教科書で扱わない知識や受験テクニックを必要とする問題を7割以上も出題)する傾向もあり、受験専門の教育を受けなかった人がその入学試験に合格するには、たまたま出題範囲に興味を持って知っていたという偶然に左右されることになる。
-  こうなると受験以外に興味がなく、ただ1つの利益や目的のためだけに行動する霊格の低い人たちの方が、受験では有利に働いて合格する確率を上げていく。
-  また、霊格の低いリーダーは実際の能力や働きよりも、同郷とか同じ大学やスクールで学んだというような共通点のある人を高く評価する傾向がある。しかも自分より霊格の高い部下は立場の逆転を恐れて本能的に拒み、霊格の低い部下ばかり自分の後継に選ぶ悪循環も生み出している。
-  この傾向が100年以上繰り返された結果、現代はこれ以下がないほどリーダーの霊格が落ちている可能性が考えられる。
        
-  こういう問題を「社会とはそういうものだ」という間違った常識にして、見て見ぬふりをしてるのが今の社会。
-  ここが正されれば、多くの労働問題が解決されるかもしれない。
   
 
 
- ロズウェル事件【Roswell じけん】
 -  1947年7月3日午後9時すぎ(現地時間)、米ニューメキシコ州ロズウェル付近のフォスター牧場内に何かが墜落した事件。
- 公式発表
 -  気象観測用気球としている。
 
- 都市伝説
 -  落下したのはUFOで、グレイ型宇宙人が3人乗っていた。事故で2人は亡くなったが、生き残ったエアルがのちに英語を覚えていろいろ語っている。
- 宇宙船の墜落原因
 -  エアルの証言によると「大気からの強い放電──雷」に当たってコントロールを失ったためだそうだ。