▲TOP

低開発国
 ほとんど近代化が進んでいない国。
 差別的な意味が強くなってきたので禁じられた。
死語判定:差別語 使用禁止
使用時期:
言い換え:発展途上国開発途上国、など
低能
 能力がいちじるしく劣っていること。
 差別語として禁じられているが、「無能」は禁じられてない。
死語判定:差別語 使用禁止
使用時期:
言い換え:未熟、など
出稼ぎ
 所得の低い地域に住む人が、農閑期などに一時的に土地を離れて労働すること。
 大学進学などで土地を離れた人が故郷に就職先がないため、そのまま他の土地で就職することも広義の出稼ぎとされる。
 文脈次第では地域差別となるため、使い方に注意。
死語判定:差別語 用法注意
使用時期:
言い換え:季節労働、など
デカルチャー
@アニメ作品「超時空要塞マクロス」で使われたゼントラーディ語。
「信じられない」「理解できない」「まさか」など驚きを意味する造語で、英語の「Oh My God」「unbelievable」に近い。
 死語になりつつあるとマクロス系のアニメが出てくるため、まだ継続中?
A主催者はマクロスを知ってか知らずか、アニメとは無関係なイベントやカルチャー教室などで「異文化風」という意味で使われている。
 de cultureは何語? これは定着するのか?
死語判定:@陳腐語、A要経過観察語
使用時期:@1982年10月〜、A2012年頃〜?
言い換え:徒歩、など
テクシー
 徒歩移動のこと。「テクテク歩く」+「タクシー」の造語。
 地域によっては方言として昭和末期まで使われていた。
死語判定:化石語 絶滅
使用時期:1912年〜1931年(〜昭和50年代)
言い換え:徒歩、など
デザート
 食後に出てくるフルーツやお菓子のこと。
 一部のお店や雑誌で「スイーツ」や「ドルチェ」などを使っているが、それほど普及はしていない。
 西洋のコース料理としては「スイーツ」が定着しつつあるが、フルーツやヨーグルト、チーズなどの甘くないものに対しては使わない。よって、このまま使われ続けると思う。
死語判定:現役語
使用時期:
言い換え:
鉄人(名人)
 その道の名人や達人のこと。
 フジテレビ系の番組「料理の鉄人」で広まった。
 圧倒的な強さのスポーツ選手の意味とは別。
死語判定:化石語
使用時期:1990年代
言い換え:名人達人、など
丁稚(でっち)
 江戸時代、商人や職人の家に雇われて雑事を任された年少者。弟子が訛ったとも言われる。
 そこから転じて若い社員を卑しめる呼び方として使われた。
死語判定:歴史語 用法注意
使用時期:
言い換え:若い社員年少労働者、など
丁稚(でっち)奉公(ぼうこう)
 言われるまま働くこと。こき使われる意味もある。
死語判定:歴史語 用法注意
使用時期:
言い換え:滅私奉公、など
(てて)()()
 父親のわからない子。未婚で生まれた子。
死語判定:差別語 使用禁止
使用時期:
言い換え:嫡出(ちゃくしゅつ)()、など
テトラポット
 海岸に置かれたブロック。不動テトラ社の登録商標。
死語判定:商標語 使用禁止
使用時期:
言い換え:波消しブロック消波ブロック
デニム(パンツ)
「ジーパン」「ジーンズ」を死語と主張する人が「デニム」と使っている。
 しかし、デニムは生地の呼び方であるため、それをパンツの呼び方として間違った定着をするとは思えない。
死語判定:瀕死語 死語化必至
使用時期:平成10年代〜
言い換え:ジーンズ
デパート
 やや高級な日常品を扱う大型商業施設。
 平成生まれには「デパート」には昭和臭や古びた駅ビルなどのイメージがあるため、「百貨店」を使う。
 反対に昭和生まれには「百貨店」の方が戦前臭のある死語のため、イメージのコンフリクトを起こしそう。
死語判定:中年語 平成生まれは使わない?
使用時期:戦後〜平成10年代
言い換え:百貨店大型スーパー
てへぺろ
 失敗などを誤魔化す時のひとこと。アニメ業界から広まった。
死語判定:陳腐語
使用時期:2012年
言い換え:
出前
 飲食店などが顧客からの注文で料理を配達すること。
 宅配弁当、宅配寿司、宅配ピザなど、店内で飲食せず、すべて配達する業態の店が増えたことで、死語化しつつある。
 現在はまだ現役だが、将来的には消える可能性が高い。
死語判定:現役語
使用時期:
言い換え:宅配デリバリー
電子頭脳
 1960年代から70年代にかけて使われた言葉。現在のコンピューターや人工頭脳の概念がまだ漠然としていた頃の言葉。
 当時のSF小説や漫画で多用されていた。
死語判定:駆逐語
使用時期:1960〜70年代
言い換え:電子計算機コンピューター人工頭脳、など
テンション
@「緊張」「不安」「ストレス」のこと。精神医療用語。
A「やる気」「気合い」のこと。和製用法。
死語判定:@専門用語、A日常語化?
使用時期:@
     A1980年代〜
言い換え:@緊張不安心配ストレス、など
     Aやる気気合い調子気分モチベーション、など
電波(系)
 妄想癖のある人を意味する。「電波」「デムパ」「毒電波」などの呼び方がある。
 1981年に深川通り魔事件の犯人が「電波で命令された」と証言したことで使われ始めた。
 徐々に「中二病」に地位を奪われつつあるが、このまま残ると思われる。
死語判定:限定語 使用頻度は落ちているが、ほぼ定着した感がある
使用時期:1981年〜
言い換え:中二病、など
天ぷら(誤魔化す)
@表面が衣で覆われて中身が違っても見えないところから、ニセモノの意味で使われる。
 この意味での「テンプラ学生」はニセモノ、学歴詐称。
Aうわべだけ立派に見せる意味で使われる。現在のメッキ。
 この意味での「テンプラ学生」は中味が伴わない、裏口入学、不登校。
死語判定:@A化石語
使用時期:@明治時代〜昭和30年代
     A戦後〜昭和40年代
言い換え:@ニセ、Aメッキ
手ん棒
 指や手首から先のない人。
死語判定:差別語 使用禁止
使用時期:
言い換え:腕の不自由な人、など
(てん)()(もの)
 お店で作られた料理。「てんやもん」とも。
 コンビニ弁当やスーパーのお総菜が市民権を得たため、現在は出前された料理のみかろうじて「店屋物」と言う人がいる程度。
 近いうちに完全に死語化すると思われる。
死語判定:老人語
使用時期:
言い換え:総菜(そうざい)(なか)(しょく)ケータリング