▲TOP
- 芸人
- 芸能人の謙譲語。
- あくまで謙譲語なので、他人に対して使ってはいけない。使い方を間違えると差別表現と受け取られる。
- 2000年以降は「お笑い芸人」の意味で使われているため、差別語になりつつある。
- 死語判定:謙譲語 用法注意
- 使用時期:
- 言い換え:芸能人、など
- 下衆
- 品性がいやしい人。根性の曲がった人。心の狭い人。
- 現在は「身分が低い人」という意味では使われない。
- 「下衆の勘ぐり」「下衆の逆恨み」のような慣用句は良いが、使わない方が良い。
- 死語判定:低俗語 言い換え推奨
- 使用時期:
- 言い換え:下品な人、品のない人、俗物、など
- 下駄箱
- 靴を入れる場所。
- 靴箱、下足箱、シューズボックス、シューズラックなど、言い換えようとする動きはある。
- 死語判定:日常語 一部に死語扱いしたい人がいる
- 使用時期:鎌倉時代〜
- 言い換え:靴箱、など
- 結果オーライ
- 途中で失敗があっても、結果が出れば良しとすること。
- ネットでは若い人でも使っているが、使わない人は死語と感じているらしい。
- バブル崩壊後、些細な失敗すら許さない風潮になっているため、成功しても「結果オーライ」だと文句を言われる空気が言葉を衰退させた?
- 死語判定:要経過観察語
- 使用時期:〜 1990年頃?
- 言い換え:結果良ければすべて良し、怪我の功名、など
- 欠食児童
- @家が貧乏で十分に食事が与えられてない子供のこと。昭和恐慌下で社会問題になり、流行語となった。
- A日本が豊かになってから、食い意地の張った人の意味に変わった。
- B平成不況、失われた20年の現代型不況で再び社会問題になり、@の意味が復活している。
- 死語判定:普及語 ただし「欠食児童のように」のフレーズは老人語
- 使用時期:@1931年〜 A1980年代〜 B2000年頃〜
- 言い換え:
- ゲットする
- 欲しいものを手に入れること。英語のgetを動詞化したもの。
- アニメ「ポケットモンスター」の人気とともに広まった。
- 2014年現在、かなりの高齢者も使っているので、幅広く普及している。このまま定着する可能性は高い。
- 死語判定:普及語
- 使用時期:1997年〜
- 言い換え:手に入れる、物にする、口説き落とす、捕まえる、など
- 血統
- 先祖から代々受け継いできた血筋。
- 人に対しては使うと苦情を言う団体がある。
- 死語判定:用法注意 苦情団体に注意
- 使用時期:
- 言い換え:
- 毛唐
- 欧米人に対する差別語。
- 死語判定:差別語 使用禁止
- 使用時期:幕末〜
- 言い換え:
- 毛並み
- 動物の毛の具合や、毛織物の表面仕上げについては問題ない。
- 家柄や血統、学歴の意味で使うと差別表現になるので要注意。
- 死語判定:用法注意
- 使用時期:
- 言い換え:
- 下男
- 本来は召使いのことだが、下っ端、万年平社員を意味する差別語として使われた。
- 死語判定:差別語 使用禁止
- 使用時期:
- 言い換え:
- 下人
- 住み込みで働く人。奴隷に近い意味で使われる。
- 死語判定:差別語 歴史上の必要がある場合のみ使用可
- 使用時期:平安時代〜明治時代
- 言い換え:奉公人、住み込み、など
- 原住民
- あとから入植してきた支配者側の民族に対して、古くからその土地で暮らしていた人たち。
- 死語判定:差別語 使用禁止
- 使用時期:
- 言い換え:先住民
- 健常人
- 「病人」の反対語。健康な人のこと。「人」の読みは「にん」であり、「じん」ではない。
- 「障害者」の反対語である「健常者」とは違うことに注意。
- 死語判定:絶滅語
- 使用時期:
- 言い換え:健康な人
- 原水爆
- 原子爆弾、水素爆弾を合わせた核爆弾の呼称。
- これに中性子爆弾や核ミサイルなどを加えた総称である核兵器に置き変わりつつある。
- 死語判定:現役語 ただし限定的
- 使用時期:戦後〜
- 言い換え:核兵器