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食い放題
 好きなだけ食べて良いこと。
 時代と共に「食う」に意地汚いイメージが付いたため、言葉を美化して「食べ放題」に変わった。
死語判定:駆逐語
使用時期:
言い換え:食べ放題
空気人形
 風船のように空気を入れて膨らませる人形。
 いつの間にかダッチワイフの意味で使われ、オモチャや置き物としてのものは「エアーマスコット」と言い替えている。
死語判定:限定語
使用時期:
言い換え:エアーマスコット
ググる
 情報を調べること。Google検索がネット検索の主流であったため、「Googleで調べる」の短縮形として使われる。
 あまりにも急速に普及したため2006年には死語認定されたが、いまだ使われ続けている。
死語判定:現役語 いつまで使われるか疑問
使用時期:2003年頃〜
言い換え:調べる、など
ググれカス
 検索すれば調べられるようなことを、SNSなどで「そのぐらい自分で調べろ」という意味で使われたネットスラング。
 2010年代は検索してもニセ情報が蔓延してるため、情報リテラシーの低い人を「ググってもカス」と言う機会が増えた。
死語判定:現役語 いつまで使われるか疑問
使用時期:2000年代後半〜
言い換え:自分で調べろ、など
草が()える
 ネット上で笑いを意味する「w」、それが並んだ「www」が草が生えたように見えるので形容したもの。
 特に「www」は嘲笑を意味するため、馬鹿馬鹿しいとか、滑稽(こっけい)だというような意味で使われる。
 たまに「(こけ)が生える」の若者風の言い替えだと思って使っている人を見かけるが、これは間違い。
死語判定:現役語(2015年現在)
使用時期:2010年代〜?
言い換え:馬鹿馬鹿しい滑稽だ、など
くず屋
 不用品を回収する仕事をする人。
 差別語として使用を禁じられた。
死語判定:差別語 使用禁止
使用時期:
言い換え:廃品回収業者
ぐだぐだ・gdgd
@不平不満をしつこく言うこと。それで仕事が進まないこと。
Aだらだらして事が進まないこと。@から「不平不満を言う」意味が消えた。
B収拾がつかない状態のこと。ネットスラングでは「gdgd」とも書く。
死語判定:変幻語 定着するかもしれない
使用時期:@1980年代〜?
     A1990年代後半〜
     B2000年以降?
言い換え:
愚痴(ぐち)
 現在では「不満を漏らす」の意味で使われているが、本来の意味は「無知で恥知らず」なこと。
 そこから勝手な解釈で文句を言う意味に転じ、現在の不満を漏らす意味へと転じていった。
死語判定:日常語 本来の意味は消えたが、言葉としては今後も残る
使用時期:〜明治大正時代?
言い換え:不要
口紅
 唇を赤くする化粧品。
死語判定:中年語
使用時期:〜1980年代
言い換え:リップ
くっ(ころ)
 気の強い女性が相手に屈服した様子のこと。ドラマなどで捕まった悪役が「くっ殺せ」と言うセリフから来ている。
 元はファンタジー小説などで定番の、捕まった女性剣士などが「性的なはずかしめを受けるぐらいなら、殺せ」と要求する場面を茶化したもの。
死語判定:現役語 いつまで使われるかは疑問
使用時期:2013年3月頃〜
言い換え:
グッジョブ
 英語の「Good job!」より、相手のやったことを誉めるフレーズ。
死語判定:現役語 いつまで使われるかは疑問
使用時期:2001年頃〜
言い換え:よくやったいい腕だ、など
クラクション
 自動車の警笛。
 元クラクソン社の登録商標。書き換えを推奨。
死語判定:商品名 言い換えを推奨
使用時期:
言い換え:警笛警音、など
グロッキー
 英語の酩酊(めいてい)状態を示す「groggy(グロッギー)」より、疲れたり、酔い(つぶ)れたり、戦意喪失でフラフラの状態をあらわす。
死語判定:中年語 まず昭和50年以降に生まれた世代は使わない
使用時期:昭和40年代〜昭和50年代
言い換え:フラフラする疲労困憊(こんぱい)限界酔い(つぶ)れる
黒歴史
 自分にとっては忘れたい過去や、消し去りたい過去のこと。他人に対しては隠している後ろめたいエピソード。
 また企業や業界にとっては、汚点となる大事件の意味でも使われる。
 アニメ「∀ガンダム」で滅びた宇宙文明の意味で使われたが、それが転じて使われるようになった。
 まだ一般に普及していないが、このまま定着するかもしれない。
死語判定:現役語
使用時期:2002年頃〜
言い換え:スキャンダル、など
群盲
 多くの凡人、愚民。問題を直視せず、自分の身に降りかかるまで安穏と暮らしている人々。
 単語に「盲」が使われているため、差別語として禁止された。
 一部の辞書が説明に「視覚障害者の集団」と書いてるが、これは差別を助長している。
死語判定:差別語 苦情団体に注意
使用時期:
言い換え:衆愚、など